試合日程・結果
3位決定戦中国 vs 日本
試合データ
開催場所 | 長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)- | コミッショナー | Chi Ming Jimmy Chan (SIN) |
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試合区分 | 3位決定戦 | 主審 | Ferdinand Pascual (PHI) |
開催期日 | 2017年06月07日 | 副審 | Harja Jaladri (INA)、Wen-Wei Hsieh (TPE) |
開始時間/終了時間 | 19:05 / 20:40 |
ゲームレポート
中国 通算2勝2敗/4位 |
58 | 9 | 1st | 26 | 76 | 日本 通算3勝1敗/3位 |
11 | 2nd | 9 | ||||
21 | 3rd | 22 | ||||
17 | 4th | 19 |
「東アジアバスケットボール選手権大会2017」は最終日。3位決定戦、日本は中国と対戦。平均200cmと高さで勝る中国を相手に、日本は身体を張ったディフェンスでリズムを掴み、3Pシュートを次々と決めてリードを奪っていく。前半を終わった時点でのリバウンド数は16本:15本で上回り、35-20と15点差をつけて前半終了。後半は得点を取れない時間帯もあったが、パヴィチェヴィッチヘッドコーチがこの半年間をかけて強化してきたディフェンスは崩れることなく失点を防ぎ、攻守に渡ってリバウンドを拾ってリードを守る。最後まで集中して戦い抜いた日本が76-58で中国に快勝し、3位決定戦を制した。
第1ピリオド、開始早々、中国#8WUに3Pシュートで先制されるが、日本は#8太田がポストプレイからバスケットカウントを決め、すぐさま3-3と同点にする。#0橋本が中国の起点となる#5SUNにプレッシャーをかけ、簡単に得点を許さない。逆に日本は次々と3Pシュートを決めていき、点差を引き離していく。日本は身体を張ってリバウンドを競り合い、#0富樫が中国の高いブロックをすり抜けるフローターを決め、高さに負けていない。最後は#15竹内(譲)のリバウンドから#24田中が速攻を決め、26-9と大きくリードし、第1ピリオド終了。
第2ピリオド、序盤は中国がチームプレイで得点を許し、28-15と追い上げられる。しかし日本は相手の動きに読み、プレッシャーをかけたことで中国のシュートが落ち始め、しっかりリバウンドを取って流れを切る。日本は全員でうまくパスを回してチャンスを作ってリードを守る。最後のプレイで中国#7ZHAOに3Pシュートを決められ、35-20と15点リードし前半終了。
第3ピリオド、フルコートディフェンスで8秒バイオレーションを取られたが、そのミスを帳消しにする#0橋本の3Pシュートで40-21とリードを広げる。中国は#7ZHAOの3Pシュートなどで対抗する。しかし日本もしっかりと決め返し、前半で得たリードを守る。残り2分、55-40の場面で速攻を止めた#2富樫がアンスポーツマンライクファウル、それに抗議したパヴィチェヴィッチヘッドコーチがテクニカルファウルを取られてしまう。一桁点差にされかねなかったが、中国は全てのフリースローを外し、続く攻撃権も防いでピンチを凌ぐ。スティールを奪った#18馬場が、ディフェンスを抜き去る豪快なダンクシュートを決める。57-41、日本ペースのまま第3ピリオド終了。
第4ピリオド、#6比江島が3Pシュートを決めて60-42。後がない中国にインサイドを押し込まれ、失点を許すとともにファウルが増える。#35ブラウンが攻守で活躍し、中国の追い上げを振り切る。さらに、中国のディフェンスを#2富樫がスピードで抜き去って得点を挙げ、74-56と突き放す。最後まで集中し、コントロールしながら得点につなげた日本が76-58で中国を下し、今大会を3位で終えた。