【レポート】本日開幕。「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは韓国との接戦を制し、白星スタート
2017年6月3日
「東アジアバスケットボール選手権大会2017」が、長野市真島総合スポーツアリーナ(通称:ホワイトリング)にて開幕を迎えました。
東アジア地区の6カ国が参戦し、各3チームずつ2グループに分かれて予選ラウンドを行います。「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームはグループAに属し、初戦は韓国を相手に78-72で勝利し、幸先良いスタートを切りました。
4,000人を越える多くの声援が選手たちの背中を後押しし、序盤は9-0とスタートダッシュに成功。第1ピリオド、日本はフィールドゴール率63%と高確率でシュートを決め、23-18とリードを奪います。しかし、その後は韓国のゾーンディフェンスに苦しみます。#6比江島 慎選手は、「相手にタフショットを打たせていましたが、最後のリバウンドを全員でしっかり取りに行かなければいけなかったです」と話すように、オフェンスリバウンドを取られて点差を詰められます。
前半を37-33と4点リードした日本でしたが、韓国も食らいつき一進一退の攻防が続きます。「安定してプレッシャーをかけることができ、フィジカル面でもしっかり戦うことができました」とルカ・パヴィチェヴィッチ ヘッドコーチが強化してきたディフェンスを出すことができ、逆転を許しません。最後まで拮抗した試合展開となりましたが、最後まで集中力を欠くことなく守り抜いた日本が78-72で初戦を勝利しました。
12点を挙げた#2富樫 勇樹選手は、「Bリーグが終わったばかりのタフな状況で韓国を相手に勝ち切ることができ、ホームで勝利できたのはすごく良かったです」と安堵のコメントを残しています。しかし、「オフェンスリバウンドを取られすぎたのは修正しなければなりません。今日もセカンドチャンスから失点し、離していたリードを詰められてしまいました。また、ターンオーバーは13本ですが、しなくても良いターンオーバーが多かったので、そこは修正していきたいです」と反省点を挙げています。
パヴィチェヴィッチ ヘッドコーチは、「Bリーグの長くタフなシーズンを戦い終えたばかりではありましたが、日本代表としてエネルギーをものすごく発揮して戦ってくれました」と韓国に勝利した選手たちを称えました。比江島選手は「日本がやりたいディフェンスを今回見せることはできました」と自信につなげています。「ルカコーチがきて、日本のバスケットボールが変わったところを見せなければいけない」と話す#18 馬場 雄大選手は、気持ちを前面に出してチームを勢いづける活躍を見せてくれました。
ホームで行われる今大会の目標は「優勝」。明日はグループAのもう一つのチームであるマカオと対戦します。気を引き締めて臨み、予選リーグ1位突破を目指します。
明日6月4日(日)も15:00よりティップオフ。明日はさらに多くの方のご来場が予想されます。チケットはローソンチケット他にて好評発売中。当日券は会場にて13時00分より販売します。開場時間は13時30分。日本戦の模様は、「スポナビライブ」、「J SPORTS」にて生中継されます。会場はもちろん、試合を終えた後も振り返られるネット中継やテレビ放送でも熱い試合をお楽しみください。
【関連リンク】
・東アジアバスケットボール選手権大会2017 大会特設サイト
・シャトルバス運行のお知らせ(長野駅⇔ホワイトリング)
・スポナビライブでLIVE配信決定のお知らせ(2017年5月26日発信)
・テレビ放送決定のお知らせ(2017年5月29日発信)