東アジアバスケットボール選手権大会2017 長野市開催に関する記者会見 開催報告
2017年5月16日
来月、6月3日(土)より、長野市真島総合スポーツアリーナ(通称:ホワイトリング)に行われる「東アジアバスケットボール選手権大会2017(兼 FIBA ASIAカップ2017 東アジア地区予選)」の開催にあたり、本日5月16日(火)に、開催地・長野市において、本大会に関する記者会見を開催しました。
つきましては、下記のとおりご報告いたします。
■東アジアバスケットボール選手権大会2017 長野市開催に関する記者会見 開催報告
■日時/会場:
日時:平成29年5月16日(火) 13:30~14:30
会場:ホテル国際21 3階「千歳」
■登壇者:
長野市 市長 加藤 久雄
(公財)日本バスケットボール協会 会長 三屋 裕子
(公財)日本バスケットボール協会 技術委員長 東野 智弥
男子日本代表チーム ヘッドコーチ ルカ・パヴィチェヴィッチ
■内容:
(1) 東アジアバスケットボール選手権大会2017の長野市開催について
(2) 男子日本代表チーム 最終候補メンバー発表
(3) 男子日本代表チーム 大会着用ユニフォーム発表/スポンサー紹介 ほか
【記者会見 コメント要旨】
■(公財)日本バスケットボール協会 会長 三屋 裕子
「東アジアバスケットボール選手権2017」を長野市で開催させていただくことは、すでに2月に発表させていただいた通りです。6月3日の開幕まであと20日を切り、本日、その開催地で、加藤久雄市長にもご同席いただき、改めて会見できることは、大変嬉しいことです。
ご存じのとおり、今大会は、2019年のFIBAワールドカップ、2020年東京オリンピックに向けた男子日本代表チームにとって初の公式戦です。今回、長野市での開催が実現したのは、長野市さんのバックアップをいただいた賜物ですが、長野市さんをはじめ、近隣の皆さまの前で試合ができ、今後、世界での活躍を目指す男子代表チームの第一歩を、ここ長野から歩み始められることを光栄に思っています。
今大会はBリーグで盛り上がりを見せる日本のトッププレイヤーが集結し、日本を代表して戦うという点だけでなく、中国、韓国など、東アジアのトッププレイヤーたちが集い、真剣勝負をする場です。素晴らしい試合が多く見られることは疑いようがありませんが、そのなかで日本が勝っていく姿を、ぜひお見せしたいと思います。男子日本代表チームをぜひ会場で応援していただき、同時にバスケットボールの楽しさ、素晴らしさを再発見してください。皆さまの盛大なご声援をよろしくお願いいたします。
■長野市 市長 加藤 久雄
東アジアバスケットボール選手権大会2017の開催にあたり、開催市としてご挨拶申し上げます。
本市では、1998年2月に長野オリンピック・パラリンピックが開催され、来年2月には開催から20年を迎えます。2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控える中で、スポーツの果たす役割や意義がますます重要になってきています。本市では「スポーツを軸としたまちづくり」を掲げ、大規模なスポーツ施設を活用し、国際大会などを誘致開催することにより、市民のスポーツへの関心を高め、市内外からの交流人口の拡大を促進しています。
そのような中、この度、日本バスケットボール協会さまと連携することができ、2020年東京オリンピック出場に向けた重要な国際大会が、長野市で開催されることは、本市にとって大きな喜びです。本市としても、会場確保はもちろん、広報などを通じた大会の盛り上げに全面的な協力をしていきたいと思います。
大会が成功するには、日本代表チームの活躍が必要不可欠です。強豪国がひしめく東アジア地区ですから厳しい試合が続くと思いますが、選手の皆さんの多大なる活躍に期待いたします。
結びに、出場されます6カ国それぞれのチームのご健闘と、今大会の成功、日本バスケットボール協会さまのますますのご発展を祈念申し上げ、ご挨拶といたします。
■(公財)日本バスケットボール協会 技術委員会 委員長 東野 智弥
東アジアバスケットボール選手権大会2017が、いよいよ目前に迫ってきました。今大会は、男子日本代表チームにとって単なる大会ではなく、2019年ワールドカップ、2020年東京オリンピックへ向けた、事実上の予選の始まりということになります。
昨年12月、男子日本代表チームは重点強化指定選手制度をスタートさせ、Bリーグ期間中の過酷なスケジュールのなかでもコツコツと厳しいトレーニングを続けてきました。それは体力的にも非常に過酷なものだったと思います。一方、ルカ・パヴィチェヴィッチコーチも非常に精力的に指導を行なってくれました。もちろん、努力をしたからと言って、すぐに結果が出るとは限りませんし、そんなに簡単な道ではありません。しかし、彼らはきっと成長した姿を見せてくれるはずです。
今大会に関しても、Bリーグのファイナルが5月27日まで行われることを考えれば、コンディション的にも疲労はあるでしょうし、非常に厳しい状況だと言えるでしょう。しかし、目標は優勝です。男子日本代表チームは、この冬、そういう状況でも戦える準備をしてきたからです。良い意味で自分たちにプレッシャーをかけながら、この大会でまた一歩、前に進みたいと思います。
ぜひ男子日本代表チームへのご声援をよろしくお願いいたします。
■「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チーム ヘッドコーチ ルカ・パヴィチェヴィッチ
この度、東アジアバスケットボール選手権大会2017を、冬季オリンピックなども開催された長野市でホスト国として戦えることを、大変光栄に思います。今大会は、男子日本代表チームのオリンピックに向けた戦いが、皆さまに浸透していく良い機会でもあると思います。会場に来ていただいた方、テレビなどを通じて見てくださったファンの方々の期待に応えられるように、精一杯頑張りたいと思います。
今回、最終候補メンバーとして16名を選出しました。これはBリーグのファイナル等の様子を見て、最終メンバーを選出するための措置ですが、今回の選考のポイントは、オフェンス、ディフェンスの両方でアグレッシブに戦える選手であり、それぞれが状況に応じて2つ以上のポジションで、責任をもってプレイできるという点でも、現状でベストの布陣だと思っています。
これまでミニキャンプを繰り返し行い、そのなかで世界のスタンダードを目指すことに取り組んできましたが、ディフェンスでは強く、激しくプレイすることができるようになり、オフェンスではピック&ロールを武器とした形も生かされてきました。特にこのピック&ロールは、日本が力をつけ、結果を残していくための非常に大きな武器になると考えています。
最終的な12名の選出については、Bリーグとのスケジュールの都合でもう少し後、大会直前になってしまいますが、いずれにしろ、この選手たちで大会に臨みます。今大会では、成長した日本代表チームの姿を、お見せできると思います。ご声援よろしくお願いします。
※東アジアバスケットボール選手権大会2017における、「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームの日本代表候補選手16名のメンバー表は、下記、関連リンクよりご確認ください。
■「AKATSUKI FIVE」バスケットボール男子日本代表チーム
東アジアバスケットボール選手権大会2017 大会着用 新ユニフォーム コンセプト
男子日本代表のシンボルカラー「黒×赤」のカラーリングでシンプルかつ堂々と構成。
2019年FIBAワールドカップ、そして2020年東京オリンピックを目指し、一丸となって闘いに臨む、日本バスケットボール界のシンボルとなる「暁のユニフォーム」です。
今回のユニフォームから日本バスケットボール協会の「暁のエンブレム」を右肩に配し、同時に胸のJAPANもエンブレムに準じたデザインにリニューアル。
濃色では暁の空の色を想起させるグラデーションを全面にあしらい、「JAPAN BASKETBALL」のアイデンティティを強烈に発信します。
日本を背負う、選ばれたプレイヤーだけが着ることができる重み、プライドを感じさせる王道感のある佇まいを目指しています。
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◎関連リンク
・東アジアバスケットボール選手権大会2017 「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チーム 日本代表候補選手 メンバー発表(2017年5月16日発信)